zorozoro - 文芸寄港

SEXするか力士を倒さないと出られない部屋

2024/05/11 04:09:11
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ׅ ˖ ୭ৎ ࣪ ׅ 𓈒 ˖ ࣪ ྀི☆きゃら紹介☆‎𓈒 ˖ ࣪ 𝜗𝜚 ࣪ ׅ ˖ ୭ৎ ࣪

ジョナサン・ジョースター
イギリスの名門貴族ジョースター家の当主ジョージ・ジョースターⅠ世の1人息子。

ディオ・ブランドー
ジョースター家に養子として迎えられ、ジョナサンの義兄弟の義弟となった。

怪人ドゥービー
体内に毒蛇を飼ったゾンビ。ポコの姉さんを襲うがジョナサンに倒された。


……

「小鳥ちゃん、起きて、起きて!」
「うーんむにゃむにゃまだ食べ足りないよ」
「起きて起きて起きて大変!」

 聞き馴染みのある声に耳元で叫ばれた小鳥は、渋々と目を覚ました。知らないベッドの上だった。どうやら壁も床もドアも、部屋全体が初めましてのようだった。妙だ、私は学校で寝ていただけのはず。そんな中で唯一見覚えのある顔は、小鳥の友人である平等院だった。平等院とは同じ高校で、同じ部活に入っている。

「小鳥ちゃん、私たち誘拐されて、変な部屋に閉じ込められちゃったよ!」
「変な部屋?」
「部屋の中をよく見て……違和感がない?」

 平等院に言われるがまま、小鳥は部屋の中をよく観察する。ツインベッドからテレビが見られる配置、ソファとテーブル、近くに小さな冷蔵庫。枕元には照明の切替装置……ああわかった、ラブホテルに似ているんだ。

「秋葉原のラブホテルに似てるね」
「うん似てるね、でもそれだけじゃないよ、もっとよく見て。ほらあそこの壁とか、気にならない?」

 あそこの壁……壁? 木目で自然感を表現しようとして失敗したらしい、のっぺりとした茶色いクロスの壁には何やら貼り紙が張られている。小鳥は目を凝らす。どれどれ、「ド〇ケ〇レ〇セ〇ク〇をしないと出られない部屋」……?

「〇ス〇ベ? 〇ズ〇ッ……〇スって何?」
「ラブホテル知ってんのにカマトトは無理だよ小鳥ちゃん」
「カマ……?」

 なんと、二人が閉じ込められたのはセッ……しないと出られない部屋だった!

「ちょっと待って! 私たちは高校生って設定が既に開示されているから、ここから先セックスは行われないんじゃない? だって未成年を性的に見るなんて犯罪だ! ロリコンだよウラジーミルだよ!」
「そんなことないよ小鳥ちゃん。日本国憲法第21条において検閲が禁止されているから、法制度上の発禁は原則存在しないよ!」
「じゃあセックスしてもいいの?」
「VISAです、zorozoroとの取引を停止します」
「Mastercardです、zorozoroとの取引を停止します」
「小鳥ちゃんダメだよ『なかよし』って言わなきゃクレカ会社が怒ってるよ」

 なんと、二人が閉じ込められたのはなかよくしないと出られない部屋だった!
 平等院はベッドから滑るようにして立ち上がった。

「兎にも角にも、まずは脱出方法を探さないとね」
「この感じ、ドアは鍵がかかっているのが定番だよね」
「じゃあ窓からは……えっ窓無い!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!!?!?!?!?!?!?!?!?!?!!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!!?!?!?!?!?!?!?!?!?!!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!
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 四万年が経った。
 どうやら部屋の中は時間が止まっているらしく、二人は飢えることも老いることも無かった。永遠の十七歳だった。平等院はアダルトビデオが読み込まれていたDVDディスクの内側の穴を削り広げて作ったチャクラムを壁に投げつけながら独り言つ。

「一回も試さなかったけど、実はドアの鍵、開いてたりしてね……」
「ムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラムラ」
「小鳥ちゃんは性欲が溜まり過ぎて狂っちゃったし。ほら手ぇ握るよ」
「あっイク♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

 平等院は小鳥の手を引いて玄関まで歩いた。小鳥の顔は茹で海老のように紅潮し、汗でシャツ越しに身体のラインが透けて見え、じっとりとした手のひらからは牛乳の香りがした。

「一回も試してないけどね、まさかね」

 平等院がドアに手をかけると、ガチャリと音がしてドアが半分開いた。
 ……。
 平等院はドアを閉めた。

「そんなはずないよね」
「いやいやいやいやいやいやいやいやいや開いてた開いてた開いてた開いてた開いてた」

 小鳥はショックで正気に戻った。

「ごめんね小鳥ちゃん、とても耐えられない」
「ぜんぶ許すから開けよ? さっさと外出てセックスしよ?」
「このドア閉まってるから、中でセックスしよう」
「いやだって、開いてるんだよ、開けるよ、開けるね、開けるからね」

 静止する平等院を無視して小鳥が恐る恐るドアを開けると、身長が二メートルと少しほどの力士が立っていた。その水分を含んだ脂肪の奥に、確かに鍛えられた重たい筋肉を感じる。特に下半身は競走馬のような鍛えられ方をしており、その佇まいからはアスリートとしての自覚と矜持が感じられた。
 小鳥はドアを閉めた。

「そんなはずないよね」
「いやいやいやいやいやいやいやいやいやいや何かいた何かいた何かいた何かいた何かいた」

 平等院がドアを開け直す。
 そこには身長が二メートルと少しほどの力士がいた。片足を大きく振り上げ、その状態をキープしている。四股の体勢……通常これをゆっくりとした動作で行うのは非常に難しい。しかし力士は卓越した腰の筋肉と、踏ん張りを効かせる為に鍛えこまれた足の親指がペグのように床に食い込んでいる。不思議な安定感が神々しさすら醸し出し、その様は仏像のようでありながら、マイケルジャクソンのゼログラビティを彷彿とさせる感動を与えた。

「どすこぉい!」

 地が揺れる。ラブホテル全体を揺らすだけではなく、地球の底まで揺らしたかのような強烈な四股踏みだった。
 平等院はドアを閉めた。

「こりゃあ……………………SECOMよりつえーわ」

 平等院は諦めた。

 人間では力士には勝てないのだ。

 小鳥がおもむろに平等院を指さした。

「平等院、チャクラム試してみない?」
「一応やるか、四万年練習したもんな」

 ドアを開けると、相も変わらず力士が構えている。
 平等院はチャクラム(元となったDVDは「エッッド♡転生……おろち〇ちん丸にえっちな口寄せ」だ!)を構え、力を溜めた。

「ああ、チャクラだから、チャクラム……」

 小鳥は納得していた。
 平等院は←(タメ)→+Aを押した!

「𝕤𝕠𝕟𝕚𝕔𝕓𝕠𝕠𝕞……」

 チャクラムが橙色のオーラを纏って飛んでいく!
 OD版だ!

「凄い勢い! これって……」
「ああ、平等院の勝ちだ」
「誰?」

 チャクラムが力士の眼前に迫っていく。
 力士は素早く二回しゃがむと、コマンドを打ち込んだ!

「↓↓+A」

 ああっ! 本田の猫だましは打撃技としても使えるが飛び道具を打ち消す効果も備える!
 チャクラムは消滅した。
 残念!

「小鳥ちゃん、人間では力士には勝てないよ」
「諦めておひるねしよっか……力士には勝てないね」

 小鳥は平等院の腰を持ち上げ、肩を優しく押してベッドへと寝かせた。マットレスに沈んだ平等院は、まな板の上の鯉より無防備に見えた。
「ちょっと、電気消してよ……」
「ダメ」
 小鳥は意地悪な笑みを浮かべて言うと、平等院の瞼を手のひらで閉じ、指先で鎖骨を撫ぜた。予想外の刺激に平等院がびくりと跳ねる。そのまま腕へ、脇腹へと指を這わせると、固く結んだ唇から時折声が漏れ出た。
「ふふ、ねえ平等院」
「な……なにさ」
「脚、開いてる」
 小鳥が平等院の目元から手を離すと、潤んだ瞳がきょろきょろと困惑するように動いた。そして与えられた刺激のせいか、はしたなく両脚を開いているのに気がつくと、その格好の恥ずかしさから平等院は一層顔を赤らめて太ももを閉じた。
「うぅ、さいあくさいあくさいあく……」
「可愛い、もっと正直になってい

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私は大統領の娘よ
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コメント



0.80簡易評価
2.60べに削除
ラブホテルは窓がないと違法だよー。どすこい、この勢いを保てたのは頑張ったなーと思います。
3.100鬼氏削除
♡が付いていたのでこれはエッチな創作物です。死刑!
4.80v狐々削除
本田弱体化されて良かったね
6.100ジャックスパロウ削除
諸君!これは気持ちがいいぞ!