ウェブエッセイ『母、息子、成長中!』より抜粋
タイトル:泣かなくなったんだね。
お久しぶりです。
一週間ほど更新が滞っていましたが、今日からまた更新を再開します。
お待たせしてしまった方には申し訳ありません。
というのも、先週から仕事が過渡期に入り、かなり慌ただしくしてました。
仕事で家に帰る時間も遅くなってしまうし、そんな中で幼稚園の送り迎えや食事の用意をするのは流石に厳しいと思ったので、大輝を実家に預けることにしました。
実家の両親に相談したら快くOKしてくれました。
今まで書いてこなかったんですけど、私の実家はかなり田舎の方にあります。
地理的には今の家に近いものの、いざ実家に帰るとなると車を使わなければならず、今までなかなか帰っていませんでした。
でも、地元は自然に囲まれていてとっても良いところなので逆に大輝にはそれがいいんじゃないかなと。
そんなわけで久しぶりに帰った実家は、昔よりも山とか木々が思ったよりも小さく見えて(私が大きくなったから?)何だか不思議でした。
お別れの挨拶をしても大輝は泣き止まなくて、しゃくりあげる声も止まらず、目からポロポロと涙を流しながら「……うん」って絞り出す声が少し可笑しくてつい笑っちゃいました。
男の子だからでしょうか、必死に涙を堪えるけど堪えられていないのがすごく愛おしいんですよね。
あーーー、可愛かった〜〜
心苦しさを抑えながらも私は実家を後にしました。
それから一週間、大輝の応援のおかげもあって大変だった仕事も終わり、その週の週末に再び実家を訪れました。
母親と一緒に実家の玄関で待っていた大輝は、たった一週間しか経って居ないはずなのに、何だか顔が大人びたように感じました。
母が言うには最初の方は泣いてばかりで、寝かしつけるのが大変だったらしいのですが、三日ほど経ったあたりから、自分から外に遊びに出るようになったそうです。しかし、どこへ行ったのか聞いても「ひみつ」と言うばかりで教えてくれなかったみたいです。
とはいえ怪我してる様子もないし、そもそもあまり広い田舎じゃないので近所の子と遊んできたのだろうとのことでした。
そのまま大輝を引き取って、また近いうちに遊びにくる旨を母に伝えると、私たちは車で帰路につきました。
助手席に座る大輝はやっぱり少しだけ顔が大人になっていて、何だか頼もしいような、寂しいようなそんな気持ちになっちゃいました。
大輝にこの一週間、さみしくなかった?って聞いてみたら、
「ともだちができたからさみしくなかったよ」
その言葉を聞いて、思わずびっくりしてしまいました。
元々積極的に友達を作るような子ではなかったし、思い返せば大輝はいつも幼稚園へ迎えに行くたびに私に泣きついてくるくらい、シャイな子でした。
それが今は。。。
ああ、ほんとに大きくなったんだなぁって。そっかぁ、大輝、泣かなくなったんだね。
そんな我が子の成長を実感した一日でした。
今度そのお友達の話も聞かせて欲しいな。
(添付写真はリンク切れにより掲載不可)
タイトル:泣かなくなったんだね。
お久しぶりです。
一週間ほど更新が滞っていましたが、今日からまた更新を再開します。
お待たせしてしまった方には申し訳ありません。
というのも、先週から仕事が過渡期に入り、かなり慌ただしくしてました。
仕事で家に帰る時間も遅くなってしまうし、そんな中で幼稚園の送り迎えや食事の用意をするのは流石に厳しいと思ったので、大輝を実家に預けることにしました。
実家の両親に相談したら快くOKしてくれました。
今まで書いてこなかったんですけど、私の実家はかなり田舎の方にあります。
地理的には今の家に近いものの、いざ実家に帰るとなると車を使わなければならず、今までなかなか帰っていませんでした。
でも、地元は自然に囲まれていてとっても良いところなので逆に大輝にはそれがいいんじゃないかなと。
そんなわけで久しぶりに帰った実家は、昔よりも山とか木々が思ったよりも小さく見えて(私が大きくなったから?)何だか不思議でした。
お別れの挨拶をしても大輝は泣き止まなくて、しゃくりあげる声も止まらず、目からポロポロと涙を流しながら「……うん」って絞り出す声が少し可笑しくてつい笑っちゃいました。
男の子だからでしょうか、必死に涙を堪えるけど堪えられていないのがすごく愛おしいんですよね。
あーーー、可愛かった〜〜
心苦しさを抑えながらも私は実家を後にしました。
それから一週間、大輝の応援のおかげもあって大変だった仕事も終わり、その週の週末に再び実家を訪れました。
母親と一緒に実家の玄関で待っていた大輝は、たった一週間しか経って居ないはずなのに、何だか顔が大人びたように感じました。
母が言うには最初の方は泣いてばかりで、寝かしつけるのが大変だったらしいのですが、三日ほど経ったあたりから、自分から外に遊びに出るようになったそうです。しかし、どこへ行ったのか聞いても「ひみつ」と言うばかりで教えてくれなかったみたいです。
とはいえ怪我してる様子もないし、そもそもあまり広い田舎じゃないので近所の子と遊んできたのだろうとのことでした。
そのまま大輝を引き取って、また近いうちに遊びにくる旨を母に伝えると、私たちは車で帰路につきました。
助手席に座る大輝はやっぱり少しだけ顔が大人になっていて、何だか頼もしいような、寂しいようなそんな気持ちになっちゃいました。
大輝にこの一週間、さみしくなかった?って聞いてみたら、
「ともだちができたからさみしくなかったよ」
その言葉を聞いて、思わずびっくりしてしまいました。
元々積極的に友達を作るような子ではなかったし、思い返せば大輝はいつも幼稚園へ迎えに行くたびに私に泣きついてくるくらい、シャイな子でした。
それが今は。。。
ああ、ほんとに大きくなったんだなぁって。そっかぁ、大輝、泣かなくなったんだね。
そんな我が子の成長を実感した一日でした。
今度そのお友達の話も聞かせて欲しいな。
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